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サービス開始から半年以上経った今
台湾でApple Payのサービスが2017年3月29日始まってから半年以上が経ちました。
『台湾でApple Pay(アップルペイ)が対応したので使ってみた結果』
『私台湾で“ApplePay”使えるようになったんですよ。でもね…』
当たり前ですが、開始当初よりApple Payを使って支払いが出来る店舗はだいぶ増えたと思います。
他銀行との見えない壁
それと、提携している銀行のクレジットカード以外でも使えるようになりました。
(以前は店舗と提携している銀行発行のクレジットカードが登録されているApple Pay以外は使えませんでした。)
台湾はこの横の壁(他社の協力性)がなかなか厄介なので、どうなることかと思いましたが、そこはクリアしたようです。
利用可能店舗(2017年11月現在)
Appleの公式ページに書いてある利用可能店舗(台湾)をみたら、台湾にある主要
【デパート】(BigCity、微風、Global Molle他)をはじめ
【スーパー】(Carrefour、City’Super、全聯福利中心)
【カフェ】(Starbucks、Cama Cafe)
【薬局】(COSMED、watson)で使える様です。
あれっ。コンビニはで使えない!?
なので「一見台湾でも結構使えるじゃん」と思うかもしれませんが、台湾に住んでいる人も、観光客も一番良く使うであろう
【コンビニ】がFamilyMart
しかないのです。
台湾にはセブン-イレブン、Hi-Life、OK Mart等あるのですが、残念ながら対応していないようです。
台湾でも一番店舗数が多いセブン-イレブンは台湾のコングロマリット企業の『統一企業』という会社が運営しており、上記のStarbucks、COSMEDや、統一時代百貨を運営する台湾トップクラスに大きな企業なのですが、そこが非協力的なのかセブン-イレブンは残念ながらApple Payは使えないようです。
じゃファーストフード店は??
更に言うとMcDonald、KFC、モス・バーガーなどの【ファーストフード店】に関してはまだ1店舗も対応していないようです。
この状況からみて、このままだと将来的にも対応はしない可能性があるのでは無いかと思います。
Apple Payの普及率と言うか、台湾も日本同様(以上)に異常なまでな“現金主義”なのでみんなどこでも現金を使います。
iPhoneは他の携帯端末に比べ高価なので、日本より給料が安い台湾では日本ほどiPhoneの所有者は少ないかもしれませんがApple Payに限らず、Android Payや、Samsung Payなどもあるので、そちらを使えばいい話なのですがやっぱり現金を使いますね。
台湾の電子マネーは対応してるの?
それと1番謎なのが、台湾の交通系電子マネーである『悠遊カード(Easy Card)』がいつまでたってもApple Payに対応しないのです。
台湾(特に台北)ではこの悠遊カードで決済できる場所は多いので、これがApple Payに対応することよって普及がかなり進むのではないかと思っていますが、このカードの発行元が直接銀行ではないので、銀行と紐付いている台湾のApple Payでは一筋縄ではいかないのかもしれません。
その代わりに『台湾大哥大』という通信キャリア会社が提供している『Wali』と言うサービスはSIMカードにNFCが埋まっていいるので、悠遊カードが使える仕組みになっています。
もちろん、台湾大哥大以外のキャリアでは使うことができないのでとても不便です。たぶんこれがあるので悠遊カードのApple Pay対応はないと予想しています。
非常に残念だし、世の中(台湾)を便利から遠ざけていると思います。
日本人観光客はApplePay使える?
さてそんな台湾Apple Pay事情ですが、Engadgetの『iOS 11に隠されたApple Payの新機能:モバイル決済最前線』この記事によるとiOS 11から
-引用
『海外旅行に出かけた際の現地での決済を現金なしでの「非接触通信による支払い」で行える』
とのことらしいので、日本人観光客が日本のクレジットカードが登録されたApple Payを台湾で決済できるのかどうか次回書いていきたいと思います。
『台湾でApple Pay(アップルペイ)が対応したので使ってみた結果』
『私台湾で“ApplePay”使えるようになったんですよ。でもね…』